文化 Culture

 


宗教:

宗教は上座部仏教60%、アニミズムやその他の宗教が40%です。しばしば仏教とアニミズムが混同して信仰されていることがある。ラオス南部ではキリスト教が信仰されているところもある。

 

ラオスの人々の生活は生活様式に至るまで仏教に大きく影響を受けている。ラオスの人々は忍耐と受容を教え込まれる。仏教は人々の連帯をもつ唯一のものであり、過去法が整備されなかった時代に、善人であれ、間違ったことに手を染めるなと説かれていた。

 

 ラオスで最も重要なお祭りは1年に1回行われるブン・パウェートです。この祭りは国全体で2日間行われる仏教の祭典です。この祭りは1月もしくは2月に開催される。開催中、僧侶は布施太子本経世の全章にわたる説法が行われる。

 

タートルアン
タートルアン
ケーン
ケーン

 

 

 

音楽:

 代表的な楽器はケーンで金属のリードが音源で50センチメートルから2メートルに及ぶものもある。真臘のリードが組み込まれた気鳴楽器であり吹いても吸っても音は鳴るようになってる。

 

ケーンとともに弦楽器ピンやシンバルが使われるよく知られている伝統音楽として「モーラム」がある。哀歓のあるメロディーが特徴で男女の問答歌など恋愛の歌が多く、歌手たちは即興で歌詞をつけて掛け合いをしたりします。かつてラオ族が暮らしていたタイ東北のイサーン地方でも同様の音楽文化が伝わっており、どちらの地域でも庶民の娯楽として親しまれています。

カオ・ニャオ
カオ・ニャオ

 

 

 

食文化:

ラオス料理は他の東南アジア料理と違ってカオ・ニャオ(もち米)を主食としており、もち米は手で食べられる。最も重要な材料は南姜、レモングラス、バー・デークである。ハーブなど山や川の幸をふんだんに使ったヘルシーな料理が多く、味付けもほかの東南アジアと比べて辛くなくシンプルなのも特徴である。

ラオスの代表的な料理としてラープが挙げられ、ラープとは細かく切った肉、または魚にレモングラス、ライムジュース、ミントなどの香草をたっぷり混ぜて和えたものである。他にもオーラムと呼ばれるスパイシーなハーブと肉を煮込んだものやバナナの葉で食材を巻いて蒸したり炭火で焼くモックなどもある。

シン
シン

 

 

 

民族衣装:

 代表的な民族衣装はラオ族の「シン」と呼ばれる筒状のスカートです。公務員や学生の制服にも制定されていることもあります。シルクや刺繍で施されて高級品もありますが、プリント柄もあり普段着としても愛用されています。ラオスの手織物はデザイン、色合いが斬新で「織物の宝石」と呼ばれるほどで世界中に多くのファンがいます。